筆記者 ウイリル
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なんだかイルと僕だけで日記書いてるな。ケイシーたちも書いてよ。 ……アリエッタさんがお店をしたいと言い出した。 せっかく彼女がやる気になってるんだから、背中を押してあげたいな。 売りに出されていた店舗の値段は10000。ギルドのお金とは別に、僕個人に与えられてるお金じゃ足らない。 なんとかして稼がなきゃ。 | |
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筆記者 イルフェス
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家族を千人砲で亡くしたルシェの子に頼み事をされた。 俺たちルシェには墓を作る習慣はないんだけど……家族を弔うために好きなものを供えたいんだって。 水晶のカケラは持ってたから、あとは狼の赤毛だけ。確かこれはドーマ火山のレッドウルフからとれたはず。 ケイシーもハノイもあんまりレベルは高くないから、今行くのは止めた方がいいんだけど……。 ウイの全体攻撃魔法と俺の《リプレイスファースト》があればなんとかなると、その二人がすすめてくれた。 無事に手に入れ、少女とともに戦士たちの墓標へ……。 頑張ろうって決めたはずなのに、やっぱりここに来るのは辛いな……。 依頼完了に伴い、渡された武術指南書には《サクリファイス》なる自己犠牲の技が書かれていた。 …………みんなが助かるなら、俺一人の命でなんとかなるな (その後は書かれていない。妨害にあったようだ) | ||
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筆記者 エレニス
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久しぶりの我が家(……でいいですよね?)はいいですね。 ハノイさんも皆さんと仲良くなられたようで、クーロンさんと談笑しながら料理をしていたり、ウイリルさんと魔術のお話をされていたり、なんだか楽しそうです。 ……というかですね。なぜハノイさんはクーロンさんを先生と呼んでいるのでしょう? | ||
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筆記者 イルフェス
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……いいことだから名前で書いてもいいよな? エメラダ女王に頼まれて、ヴォルグのじーさんを迎えに行った。 それにしてもすごいよな。帰ってきてくれって頼まれたら、当たり前のように帰るんだから。女王に命だから出ていって、望まれたから帰るって……。 本当にあのじーさんは女王を敬愛してんだ。 無知に気付いたり、過保護だってことに気付いたり……。お互いに自分の悪い面に気づいたんだ。これからはうまくやっていけるよな? ミロスには三年も世話になったんだ、いい国であってほしいよ。 | ||
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筆記者 ウイリル
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エメルさんはドラゴンへの憎しみに、アイテルさんは亡くなられたタケハヤさんへの愛に囚われ続けてる。それってすごくつらいことだよね……。 ドラゴンがいなくなればエメルさんは楽になれるのかな……。他に好きな人でも出来ればアイテルさんは楽になれるのかな……。 たぶん、どちらも無理だろうな……。何かしてあげたいとは思うけど、僕には何もしてあげられない。 せめて……一刻でも早く、ドラゴンを退治しよう。そして竜殺剣から大統領を解放して、ドラゴンクロニクルを返してあげよう。 | ||
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