ハノイ加入


ウイリル ただいま。みんな、いる……?
ケイシー あ、うーくん。お帰りなさい! ……そのピンクの人は誰?
ウイリル えっと、この人は……。
ハノイ はじめまして、お嬢さん。僕は愛の狩人、ハノイと申します。どうぞお見知りおきを。(ケイの手をとる)
ケイシー (バッと振り払う)ああ、あなたがあのラブハンター?
ハノイ ノンノンノン……。そんな水くさい。ハノイと呼んでください、フロイライン。僕は貴女のためなら騎士にもなってみせましょう。
ケイシー あいにく、あたしにはあたしだけの騎士がいるから。
ハノイ そうですか……。(しょんぼり)
イルフェス ……簡単に引き下がるんだな。
ハノイ 僕は愛の狩人。僕の心は自由な小鳥を追い求めるのさ。
イルフェス つまり、人の恋人には興味ないと。
ハノイ そう。
クーロン ウル、イルフェス君? そちらのピンクの方は誰ですか?
ウイリル あ、おじさん。この人はハノイさんっていって……。
ハノイ あの、なんでしょう? そんなにじっと見られても、僕は男性に興味は……。
クーロン あなた、髪を染めてますね?
ハノイ え?
クーロン しかも元の髪色を無視して染めているから変に染まってるし! 元の色は何ですか!?
ハノイ あ、あの……黒。
クーロン 来なさい! 僕が染め直してあげます!
ハノイ え? え? ええ〜!? (引きずられていく)
ケイシー ……クロ兄様って、そういうことに厳しい方だったの?
ウイリル そういうのじゃないけど、身なりを気にする人だから……。
イルフェス ビミョーな染まり具合のハノイが許せなかったと。
ウイリル たぶん、そう……。




[▲MENU]
Scribble <2009,11,14>